企業勢と個人勢の違いは?VTuberになるならどっちがいいか

疑問 VTuber

VTuberとして活躍する人たちは、企業勢と個人勢に分けられます。その違いは、企業に属しているか、そうでないか、です。

では、VTuberになるなら、企業勢と個人勢のどちらがいいでしょうか?どうやってなるのか、それぞれのメリットはなにかを踏まえながら見ていきましょう。

企業勢、個人勢はなにが違うのか

企業勢と個人勢の大きな違いは、VTuberを始める難しさと、ファンの集めやすさです。企業勢と個人勢、それぞれの特徴を比べていきましょう。

企業勢の特徴

企業勢は、所属している企業からサポートを受けられます。たとえば、配信に必要な機材を用意してもらえたり、動画編集などの作業をしてもらえたりと、VTuberとしての活動に集中しやすい環境が作れます。

さらに、ファンも増えやすくなります。なぜなら、”箱推し”という概念があるからです。箱推しとは、グループのメンバーを全員好きになるという考え方。つまり、所属している企業にいる別のVTuberが好きな人は、新しく企業に所属したVTuberを好きになりやすいのです。

ただし、企業勢のVTuberになると自由な配信がしづらくなります。企業としては、VTuber活動によって利益を得なければなりません。そのため、VTuber個人の趣味ややりたいことを優先できないのです。
また、当然ながら企業に認められた人しか企業勢になれません。企業勢は狭き門といえます。

個人勢の特徴

個人勢は、個人的に活動している人を指します。個人といっても1人とは限らず、複数人のサークルなどでVTuber活動をしている場合も個人勢にあたります。

個人で活動するメリットとして、準備を整えればすぐに始められる点が挙げられます。企業ではオーディションなどを通過する必要があるので、始めたいと思ったときに始めることができません。それに比べ、個人であればスマホアプリをインストールすることで誰でも簡単に活動できます。
そして、利益にとらわれず自由に配信できるのもメリットの1つです。やりたいイメージどおりにVTuber活動ができます。

このように、個人勢は周りに影響されません。しかし、そのぶん自分でやらないといけないことが多くなります。機材の用意、企画の考案、動画の編集、視聴者へのアピール、営業・・・・・・すべて自分でしなければなりません。個人勢は気軽に始められるかわりに、成果を出すのが大変かつ難しいのです。

企業勢と個人勢、なるならどっち?

結論からいうと、今からVTuberになるなら個人勢から始めましょう。収益獲得を目指すなら企業勢のほうが有利です。それでも、はじめから企業勢を目指すのではなく、個人勢としてVTuber活動をするのをオススメします。

企業勢になるには経験が必要

企業勢VTuberになるには、企業のオーディションを受けなければいけません。オーディションを合格して、はじめて企業勢VTuberとして活動ができるようになります。

この、オーディションに応募する条件が問題です。VTuberを求める企業のほとんどが、配信経験者を求めています。つまり、今まで配信をしたことがない人は応募すらできない場合が多いのです。
スキルや特技があれば応募できるオーディションもあります。ただ、どれだけ卓越したスキルを持っていたとしても、配信経験がどれだけあるかが重要視されることに変わりありません。

そのため、配信経験の有無が、企業勢になるための大きなハードルとなります。

まずは個人勢から始めよう

いっぽう、個人勢になるのに資格や経験は必要ありません。キャラクターのモデルを用意し、撮影環境を作り、動画を配信すれば、あなたは立派な個人勢VTuberになれます。そこから好きなことを配信し続けるか、人気を集めるために戦略を立てていくか、自由な方向性で活動することもできます。

そして、個人勢として活動することで、企業勢になることも視野に入ります。個人での活動が配信経験となり、オーディションを受ける資格を得られるからです。企業勢を目指す場合でも、個人勢から始めるのは選択肢の1つといえるでしょう。

また、VTuber活動を実際に始めると「自分に合わない」と感じるかもしれません。そうなったとき、個人勢であればいつでも辞めることができます。

自分に合っているか試すためにも、配信経験を積むためにも、個人でのVTuber活動から始めてみましょう。

まとめ

記事をまとめると、次のとおりです。

  • 企業勢は人気が出やすく、サポートもあるが、オーディションを通らないといけない
  • 個人勢はすぐに始められ、自由な活動ができるが、人気が出るまでに自分がやるべきことが多い

これからVTuberを始めるなら、個人勢のVTuberとして経験を積んでいきましょう。

ちなみに、これから個人でVTuber活動を始めるにあたって、次の記事が参考になるかと思います。ぜひ読んでみてください。

タイトルとURLをコピーしました