人と話をしているとき、
なぜか相手のテンションが下がったり、
思ったより話が盛り上がらなかったり・・・・・・
そういう経験、ありませんか?
僕はそういうことばかりでした・・・・・・
話の内容が問題なのかな、と思っていたのですが、
どうやら話し方の問題も大きかったようです。
『話し方で損する人、得する人』
五百田達成著
話し方のポイントを押さえれば、
相手から好感をもってもらいやすくなるかも?
読みやすいページ構成
この本の構成は、かなり分かりやすいです。
はじめの1ページ目には、
損する話し方、得する話し方を
対比する形で大きく書かれています。
次の3ページで、
具体的な会話例を挙げつつ
話し方の解説をしています。
基本的に
この計4ページの構成が
ずっと繰り返されます。
損する話し方、得する話し方のページには
悪印象度、好印象度を表すグラフもあり、
どのくらい重要視されるものか把握しやすいです。
文字や行間が大きい点や、
それぞれの話題の最後には
大きく1行でまとめられている点も
読みやすい要因となっています。
文章が苦手でも
サラサラ読んでいけるのではないでしょうか。
それぞれの状況での話し方
この本は4章に分かれています。
1章は家庭・友人編。
モメなくなる、信頼される話し方を
解説しています。
2章は飲み会・デート編。
誘われる、モテる話し方を
解説しています。
3章は職場・ビジネス編。
評価があがる、できる人に思われる話し方を
解説しています。
そして4章は
おまけのような感じで、
言い換えて得するフレーズを
1ページずつ解説しています。
それぞれの章で
約15個の話し方の対比がされています。
各章で
いろいろな場面での話をしているので、
「あ、この損する話し方やっちゃってるな」
という場面もきっと見つかるでしょう。
ちなみに僕は
8割くらい損する話し方でした・・・・・・(泣)
話し方はかなり大事
「得する話し方って気になるから読んでみようかなー」
くらいの軽い気持ちで読むのも、
もちろん良いと思います。
でも、この本は
かなり話し方で悩んでいる人にこそ
しっかりと読んでほしい本です。
僕は軽い気持ちでこの本を買って、
「へー、なるほどなー」
と一通り読んで終わりました。
それから、数年。
数々のビジネス本を読むようになり、
昔よりは知識を持つようになってから
この本を読み返してみました。
すると、今まで読んでいたビジネス本に
心理学とかを交えて書かれていたセールストーク等が、
この本にはサラッと書かれていました。
そこで僕は気付いたのです。
この本は、
大事な話し方のエッセンスを抽出し
わかりやすくまとめた
素晴らしい本なのだと。
そういうわけで、僕みたいに
「簡潔にまとまりすぎてるから
参考程度にしとく本だろうな」
とか舐めた感じで読むのではなく、
脳に刷り込む勢いで
何度も読み返すといいですよ!
この本は!
話し方で損する人 得する人 (五百田達成の話し方シリーズ) [ 五百田 達成 ] 価格:1,540円 |
(参考:話し方で損する人、得する人/五百田達成著/株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)