『ブレスオブファイア』レビュー:竜に変身して戦う名作RPGの原点

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ドラゴンに変身するのが夢だった時期がありました。
せがるきる です。

僕が子供の頃にプレイしたゲームはRPGが多く、今は好んでプレイしているアクション系はむしろ苦手だったイメージがあります。なんでかなーと考えてみると、子供の頃はゲームする時間が大量にあったから、なるべく長く続くゲームがやりたかったんだと気付きました。

ゲームするだけの人生を生きたいなぁ。

と脱線したところで、ゲームの紹介。

『ブレスオブファイア』です。

ゲームの特徴

ブレスオブファイアは、2000年4月27日にスーパーファミコンで発売されたRPGです。2001年にゲームボーイアドバンスでリメイクもされました。

黒竜族に村を滅ぼされた主人公リュウが、黒竜族の野望を阻止すべく旅立ちます。

「リュウ」と「ニーナ」

今作を含んだシリーズ通しての特徴として、主人公の名前が「リュウ」、ヒロインの名前が「ニーナ」で統一されています。といっても主人公の名前は変更できます。
1では説明書に書いている名前がリュウという程度(だったはず)ですが、5で主人公の名前を「リュウ」にすると、終盤である変化が。

いろんな種族が住む世界

世界観からして様々な種族が当たり前のように存在している点も特徴といえるでしょう。
仲間になるメンバーも、羽をもつ比翼族、狼のような容姿の森の民といった面々です。主人公のような普通に人間らしい見た目でも変身したりするので、純粋な人間はいないと言っていいかもしれません。

それぞれの仲間が持つ特殊能力

パーティの先頭に立つメンバーによって特殊能力を使うことができます。
釣りをしたり、弓を使って狩りができたり、壁をこわしたりと、使える能力は様々です。

ゲームをプレイして

ゲームバランスはわりと大味

前のダンジョンに登場した敵が次のダンジョンでも出てきたり、新しく現れた敵が急激に強くなっていたりで、わりとバランス調整が大味な印象を受けました。
終盤なんかは主人公の竜の力がとても強力なので、より顕著になっています。

変身はテンションあがる!

まずリュウが竜に変身できるようになるとテンションあがります!
リュウ以外にも、変身できる仲間がいます。こちらもテンションあがります!
さらには戦闘だけでなく移動にも使える変身をすることもでき、驚かされました。

こういった幅広さは、多種族が登場するゲームならではですね。

ストーリーの動機づけは足りないかも?

はじめに「黒竜族を倒す」という目的が提示されるものの、そのためにどこへ行くか、という小目的がありません。特に序盤は、道を塞いでるからなんとかしとこうか、という感覚で進むことが多い感じがします。
それはそれでお使いイベント感がなくなるのでいいかもしれませんが、もう少し主人公に訴えかけてほしいかな、と個人的に思いました。

スーパーファミコンのRPGって、意外とそういうの多いですけどね。

今ならSwitchでプレイ可能!

全体的に作り込み不足があるものの、サクサク進めて楽しいゲームです。
変身する主人公とかが好きな方は手にとってみるのも良いかと思います。

現在では、WiiUや3DSのバーチャルコンソールでダウンロードできる他、ニンテンドースイッチのオンラインサービスに加入すればプレイすることができます。1と同じくスーパーファミコンで発売された2も同様にプレイ可能になっているので、よければ1,2ともにプレイしてみてください。

・・・3,4,5も再びプレイできるようになってほしいなぁ。
あと 6も「発売」してほしいところです。(スマホ版?はて)

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