『SEKIRO : SHADOWS DIE TWICE | 隻狼』レビュー:動き回るだけでも楽しい高難易度な戦国アクション

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最近生えてきた白髪を、竜胤の力の証だと思ったりしてます。
せがるきる です。

僕はストーリーを読むのが好きなので、ゲームはサクサク進むほうが嬉しいと思っています。が、なんとかクリアできそうなレベルの壁が立ちふさがると、燃えるタイプでもあります。
PS3でトロフィー機能が実装されてからは、できる限りトロフィーを獲得するようになり、トロフィーコンプをすると達成感を感じています。

そんな僕がトロフィーコンプをするまで、実況プレイで夢中になって遊んだゲームが、このゲーム。

『SEKIRO : SHADOWS DIE TWICE | 隻狼』

なのです。(以下、SEKIRO)

ゲームの特徴

このゲームは、『DARK SOULS(ダークソウル)』『Bloodborne(ブラッドボーン)』を開発したスタッフによる3Dアクションゲームです。
Steam版、PS4版、XboxOne版と発売され、日本ゲーム大賞やThe Game Awards といったゲームアワードで多くの賞を受賞もしくはノミネートされています。

戦国時代の忍である「狼」を操作し、主を救うために戦います。
時には敵に見つからないよう隠れながら進み、またある時には様々な忍具、忍術を駆使して敵を倒していきます。

ダークソウルもブラッドボーンも、繰り返し死んではクリアまでリトライする「死にゲー」として有名ですが、SEKIROも同様に死にゲーです。
敵からのダメージが大きいなか、多数の敵に襲われたり、攻撃しても怯まない敵に襲われたりするので、とにかく死にます。
ゲームに不慣れだと、はじめのチュートリアルステージで死ぬレベルです。

死んでも蘇る「回生」

死にながら進めていくこのゲームの大きな特徴のひとつが、「回生」です。
致命傷を受けて倒れても、回生によってその場で復活することができます。復活できる回数は限られていますが、戦闘の仕切り直しや、道中の強行突破等、ゲームの難しさをある程度抑えてくれる要因となっています。

緊張感のある「剣戟アクション」と「体幹」

登場する敵の多くは体力が多く、攻撃し続けるだけではなかなか敵を倒せません。タフな敵を倒すには、「体幹ゲージ」を減らすのが有効です。
そのためには、敵の攻撃のタイミングを見計らって弾く、足元への攻撃を避けて飛び蹴りを放つ、突き攻撃を見切って踏みつけるといったアクションを駆使する必要があります。
こういったアクションになれるまでは攻撃を避け続けるだけで精一杯です。しかし、アクションを狙って出せるようになれば、敵との駆け引きに緊張感が増し、強敵を倒したときに強く達成感を感じることができるでしょう。

敵を一撃で屠る「忍殺」

もうひとつの大きな特徴が、「忍殺」。
こちらに気づいてない敵や、前述の体幹ゲージをなくした敵を一撃で倒すことができます。演出も相まって、忍殺が決まると最高に気持ちいいです!
このゲームの戦闘はすべて、この忍殺を決めるために行っているといっても過言ではありません。

プレイした感想

動き回るだけで楽しい!

狼を操作するだけでも、だいぶ楽しいです。

ダッシュの移動速度や水中での移動速度がなかなか速く、敵の間を縫って走り抜けていくだけでも楽しくなってきます。
離れた場所や高い場所を移動するときに使うかぎ縄もフワッと浮くような使用感が心地よく、連続で使う場面ではアスレチックではしゃぐような気分になってしまいました。

ほんとに、移動するだけで楽しいです。

難しいぶん、達成感がすごい

僕はダークソウルシリーズを通してプレイしているので、SEKIROの難しさは丁度いいくらいのレベルでした。それでもやっぱり初めは死にまくります。特に槍を使う敵は見切り前提の強さなので、見切りを使いこなせないと躓くことになるでしょう。
それでも何度もリトライし、なんとか倒したときの「よっしゃ!」って気持ちは半端ないです。(そこから少し進むとさらに強い敵が出てくるまでが1セット)
戦っていくうちに、序盤で苦戦した敵を簡単に倒せることに気付いて、自分の成長を感じたときも嬉しかったですね。

さらに楽しめる?やりこみ要素(ネタバレあり)

ゲームをクリアすると、クリア時の強さのまま、敵が強くなった状態で再スタートできます(周回プレイ)。さらに、2周目以降では更に難しいモードを選ぶことができ、まさに艱難辛苦の道を進むことができます。

これがほんとに難しい。

僕は1周目で修羅エンド(いわゆるバッドエンド)を迎えてしまって、普通にクリアするより倒したボスが少なかった為、2周目は普通にクリアし、3周目で艱難辛苦に挑戦しました。

・・・・・・もはや別ゲー。

通常は、防御をすれば一部の攻撃を除いてダメージを受けませんが、艱難辛苦では問答無用でダメージを通してきます。なので、連続で斬りつけてくる敵に対してガードし続けていると、普通に死にます。
攻撃を弾けばダメージを受けないんですが、弾くためには防御のタイミングを合わせないといけません。失敗すれば防御もできずに斬られて、死にます。
いかにそれまでの自分が防御に頼っていたかを実感させられました。

このモード変更によるあまりの違いに、3周目ではじめて会ったボスはもちろん、普通に終盤のボスでも日をまたぐくらい苦戦しました。
昨今のゲームではなかなかそういう難しさのゲームは無いので、そういう意味では昔を思い出して楽しめたと思います。

実況プレイで動画あげてます!

最後に、僕の実況プレイ動画を紹介します。

このゲームのトロフィーを全て獲得するために、4周ほど通してプレイしています。
動画では、1周目はグダりながらもカットなしでプレイしています。
2周目、3周目は適宜カットを挟みつつ、
4周目は見てないイベントを除いて大幅カットで1つの動画にまとめてます。

ゲームの雰囲気を知りたい人は1周目を、
ボス戦の立ち回りを見たい人は2周目もしくは3周目を、
ダイジェストを見たい人は4周目をオススメします。

よければ見ていってくださいませ。

そのうち編集版とか作ってみたいな、とか考えてます。

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