こんにちは。
読む系のゲームは一気に読み進めてしまうタイプの人間、せがるきる です。
中学校の頃、休み時間に図書館で借りた本を読むのが日課になっていました。なぜかスレイヤーズとか灼眼のシャナが置いてあったので、あるだけ読んでました。
図書館にそういった本がなければ。
僕がそれらの本を発見していなければ。
僕は今みたいに本を読むのが好きな人間になっていなかったかもしれません。
さて、今回の記事で書いていくのはこのゲーム。
Life is Strange (ライフ イズ ストレンジ)です。
ゲームの特徴
このゲームは、2016年3月3日に発売されたアドベンチャーゲームです。
DONTNOD Entertainmentで開発された海外のゲームで、ローカライズ(翻訳)されたものをスクウェア・エニックスが販売しています。
主人公マックスは5年ぶりに再開した親友クロエとともに、失踪事件について調べていきます。
”時間を巻き戻して” 結果を変える!
このゲームでは、選択や行動によって話の進行が変わります。たとえば、人との会話で悪い印象を与えてしまったり、声をかけなかったことで誰かが怪我をしたり・・・・・・こういった「すでに起きてしまった結果」を、マックスの超能力によって時間を巻き戻し、違った結果に変えることができるのです!
さらに、時間を巻き戻してもマックスの位置は巻き戻す前と変わりません。これをうまく利用すれば、周りの人からは瞬間移動したように見える現象を起こすこともできます。
行動の結果は、後々にも響く
マックスの行動によっては、そのときの結果だけでなく未来も変わる場合もあります。たとえその場では人助けになるようなことでも、話が進行すると人助けが原因で窮地に追い込まれる人が出てきたりするのです。
特に、ストーリーに関わるような選択のときには特殊な演出も加わるので、慎重に選択しましょう。
独特なグラフィックと世界観
油絵をもとにしたような個性的なグラフィックと、穏やかなBGMを聞きながら映し出される風景からは、芸術性が感じられます。また、様々な場所で見られるドキュメントや日記のイラストもユニークで、この世界の特殊性を際立たせています。
このゲームをプレイして
巻き戻しながらの試行錯誤は楽しい!
選択肢によって結果が変わるゲームって多いですけど、このゲームでは時間を巻き戻すことですぐに違う選択肢を試せるのがいいですね。全体を通して10時間くらいかかるので何周もするのはちょっと辛いですが、時間が巻き戻せる範囲であれば他の可能性が見られる、というのはプレイ後の満足度があがります。
あと、時間を巻き戻してるときに、一瞬でパッと戻るんじゃなくてジワーッと巻き戻っていくのが「能力使ってる!」感があっていいと思いました。
仲睦まじい2人
マックスと、その親友クロエ。
久しぶりに再会したときは険悪、というかギクシャクした感じです。しかし話が進むとけっこうイチャイチャしてます。しかも、キスまで・・・!?
この2人の友情(愛情?)も、ライフイズストレンジの柱の1つだと言えますね。
僕的に評価を爆下げした要因(ネタバレ)
先にいっておくと、このゲームはめちゃくちゃ好きです。
前日譚であるビフォーザストームも、2も買いました。
それでも、ここがなければ・・・と思う場面があります。
それは、チャプター5の終盤ホラーパート。
理由はもちろん、ホラーだから。
怖すぎるんだよぉ・・・・・・
あのパートが怖すぎて、その後の会話がほとんど頭に入らなかった・・・・・・
埋め尽くされる窓とか、日記とか、でかすぎるリスとか、暗室写真みながらのかくれんぼとか、急に出てくる数字とか・・・・・・
「ポンピドゥーのメールは癒やし」とかいうのどっかで見たけど、僕には狂気しか感じられなくてアレさえ怖かった。
ほんとに、あの部分だけカットしてほしいレベル。
ちなみに先生は別の意味で怖いけど、まだOK。
最後の選択肢がこのゲームのテーマと言っていい(ネタバレ)
このゲームやってて、選択するのに一番時間がかかるのは最後の選択肢だと思う。ここまでマックスとクロエの関係を密に描いていたのはこのためだったんだと思い知らされた。
結局、エンディング後にロードしてもう片方も選んじゃいましたけど。
この選択って、他の人はどう考えてどっちを選んだんだろうって気になりますよね。僕はそう思います。なので、僕の選択について書いときます。
僕はクロエを犠牲にしました・・・・・・
時間を巻き戻す能力は本来あるはずのない力。
その力のために、多くの人が犠牲になろうとしている。
もしここで街を犠牲にしても、能力を使っていくことでさらに歪みは大きくなって、街どころか世界レベルで異常現象が起こることが容易に想像できる。
そう考えると、今クロエと生き残ることができたとしても、そう遠くない未来で世界ごと2人が死に絶えるのが目に見えてる気がしてしまいました。
それ以上に、アルカディア・ベイの人たちそれぞれが、クロエと同じくらい好きになったというのがあります。
そのうえで。
クロエは死を覚悟して、受け入れようとしている。
街の人々は死を望んでいないのがほとんど。しかも助けることができる。
この二者が並ぶと、苦渋の選択ながらクロエを犠牲にせざるを得なかったです。
この記事を書いている今は2未プレイの状態ですが、2もこんな選択させられないだろうな?と戦々恐々としています。
雰囲気を楽しめる人にオススメ!
全体的にゆったりと時間が流れているイメージのゲームで、せっかちな人には向かないゲームかもしれません。
ゲームの進行によって追加される日記や、街の人々との会話、何もない時間を過ごす感覚を楽しめる人は、このゲームの世界に惹き込まれ、より楽しむことができるでしょう。
あと、このゲームの前日譚であり、クロエが主人公のビフォーザストームを先にプレイするのもいいと思います。
明らかな1のネタバレはないですし、ビフォーザストームでクロエについてより深く知ることができれば、本作の楽しみ方に幅が広がります。
価格:4,154円 |
今回は以上です。
読んで頂き、ありがとうございます。