あなたが最高だと思うアニメ作品はなんですか？
こう聞かれたら、僕はこう答えたいです。
『宇宙よりも遠い場所』だ、と。
うちゅう、じゃなくて、そら、です。
そらよりもとおいばしょ。
南極にガチな協力
宇宙よりも遠い場所。略して、よりもい。
この作品は、ざっくり言ってしまうと
女の子4人が南極に行くお話です。
「えっ子供が南極に行けるの？」
と思うかもしれませんけど、
調べてみると、上陸するだけなら
旅行会社のツアーで割と普通に行けるみたいです。
ただし、このアニメでは観測隊として働きます。
なので、南極の観測基地での生活の様子とかも描写されます。
それを可能としているのが、
アニメの制作協力の面々です。
協力：
文武科学省
国立極地研究所
海上自衛隊
SHIRASE5002（一財）WNI気象文化創造センター
・・・・・・ガチだ！
放送当時にはコラボとかもしてたみたいです。
これらの協力のおかげで、
南極や観測船での描写がほんとに細かいです。
見ててワクワクしてきます！
メインは感動の成長物語
ここまでの文でなんとなく分かるかもしれませんが、
このアニメ、実は結構すぐに南極に行きます。
障害はあるものの、南極についたら折り返し、という感じです。
なので、
「南極にいくために頑張るサクセスストーリーなんだな！」
と思いながら見ていると肩透かしを食らうかもしれません。
しかし、このアニメの本番は南極についてから。
（もちろん南極前があってこそ、ですが）
主人公である女の子たちは、
4人とも何らかの悩み、問題を抱えています。
その問題を、
南極に行くために知り合った4人が
お互いに助け合い、問題を解決し、成長する。
この、南極をとおして成長する話が
めちゃくちゃ感動的なんです！！
今までアニメや映画で泣いたことある人は
タオルを用意してから見てください。
絶対泣きます。
お手本のように完璧な構成
実は、このアニメを見始める前はキャラデザインが苦手でした。
ギャグ顔とか苦手な部類だったし、
ギャグも微妙だと思った場面もありました。
もっと好みのキャラデザインの作品はありますし、
映像すごすぎる！って作品も別にあります。
（鬼滅の刃のヒノカミとか、すごいですよね）
それでも、何故このアニメが最高なのか？
それは、話の構成です。
前半部分、南極に行く前に
伏線をさりげなく散りばめていき、
後半部分、南極では
順々に伏線を回収、そして十分な尺で問題を解決していく・・・・・・
控えめに言って最高です。
伏線ばらまいて最終回前後で全部回収しようとして
展開が急に感じる作品とか、
最終回になっても伏線が回収されない作品とか、
そういう残念なアニメ作品も多いです。
そんな中、このアニメは
「見なくていい話がない！」と言えるくらい、
計算されて話が構成されていると感じます。
僕的に、最も理想的な流れで話が展開されたと感じる
素晴らしい作品です。
南極に行きたくなります。
やりたいことが見つからない。
自分のするべきことを見つけたい。
そんな悩みを持っていませんか？
そういう人たちに、
是非このアニメを見てほしいです。
きっと、南極に行きたくなります。（笑）
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目標に向かって色々行動する、
そんな自分のおおもとの原動力は、
このアニメを見たおかげだと考えています。
サンキュー、よりもい！
・・・・・・
ところで、バケツプリンって
食べたくなりません？
